下北沢の劇場ガイド|本多劇場・ザ・スズナリほか
2026-02-08
劇場ガイド下北沢小劇場東京観劇
下北沢(しもきたざわ)は「演劇の街」として知られる東京・世田谷区のエリアです。半径数百メートルの中に多数の小劇場が密集し、毎日のようにさまざまな公演が行われています。
なぜ下北沢が「演劇の街」になったのか
下北沢が演劇の街として発展したのは、1982年に本多劇場がオープンしたことがきっかけです。
本多劇場の創設者・本多一夫氏は、駅前のパチンコ店を劇場に改装し、さらに周辺に複数の小劇場を建設しました。この「本多劇場グループ」が核となり、下北沢に演劇文化が根づきました。
1980年代の小劇場ブームと時期が重なり、野田秀樹の夢の遊眠社、鴻上尚史の第三舞台をはじめとする人気劇団が下北沢で公演を行い、街全体が演劇の街としてのアイデンティティを確立しました。
主要劇場一覧
本多劇場
- 座席数:約386席
- 特徴:下北沢を代表する劇場。プロの公演が中心。舞台機構が充実
- アクセス:小田急線・京王井の頭線 下北沢駅 南口から徒歩2分
- 備考:下北沢の演劇文化の中心的存在
ザ・スズナリ
- 座席数:約200席
- 特徴:本多劇場グループの一つ。小劇場の定番。客席と舞台の距離が近い
- アクセス:下北沢駅から徒歩3分
- 備考:多くの小劇場ファンに愛される名劇場
駅前劇場
- 座席数:約100席
- 特徴:本多劇場グループ。その名の通り駅からすぐ。コンパクトな空間
- アクセス:下北沢駅から徒歩1分
OFF・OFFシアター
- 座席数:約80席
- 特徴:本多劇場グループの最小劇場。若手劇団の登竜門的な場所
- アクセス:下北沢駅から徒歩3分
小劇場B1
- 座席数:約72席
- 特徴:地下にある親密な空間。実験的な作品が多い
- アクセス:下北沢駅から徒歩4分
シアター711
- 座席数:約80席
- 特徴:本多劇場グループ。細長い空間が特徴
- アクセス:下北沢駅から徒歩2分
「劇」小劇場
- 座席数:約100席
- 特徴:本多劇場グループの比較的新しい劇場
- アクセス:下北沢駅から徒歩3分
下北沢で観劇するときのコツ
チケットの買い方
- 多くの公演は予約制。劇団の公式サイトやチケット取扱サイトから予約
- 当日券が出る場合もあるが、人気公演は前売りで完売することも
- 小劇場は座席数が少ないので、早めの予約を推奨
服装・マナー
- 特にドレスコードはなし。カジュアルな服装でOK
- 上演中は携帯電話の電源をオフに
- 小劇場は客席と舞台が近いため、遅刻すると他の観客の邪魔になる。余裕を持って到着を
開演前・終演後
- 開場(開演30分前程度が多い)までは劇場の外で待つ
- 下北沢にはカフェや飲食店が多いので、開演前後に食事が楽しめる
- 終演後に出演者がロビーに出てくることも。声をかけて感想を伝えると喜ばれる
下北沢と演劇の未来
近年、下北沢駅周辺は再開発が進み、街の姿が変わりつつあります。しかし、劇場は健在であり、演劇の街としてのアイデンティティは変わっていません。
下北沢に来れば、必ずどこかの劇場で何かの公演が行われています。ふらっと立ち寄って、知らない劇団の舞台を観る——そんな偶然の出会いが、演劇の楽しさの一つです。
