野獣降臨』の上演時間と人数

男:7人
女:4人
その他:13人
総人数:不明
上演時間:90分

あらすじ(概要)

元ボクサーの青年アポロは宇宙服を着てヒューストンと無線を取っていた。ふと見るとそこには月の兎を自称する女性がいた。その兎に対してアポロはボクシングの試合中に奪われたろっ骨を取り返すのだと言う。するとそこに通報を受けた研究者たちがやってくる。アポロと兎は別々に逃げた。研究者たちは彼らのことを伝説の病と呼び、何としても追い詰めようとする。そして月と地上で争いが始まる。

野獣降臨を読んだ感想

非常に前衛的で難解な戯曲です。場面展開と登場人物が目まぐるしく変化するので、戯曲として読むには、私の想像力は足りませんでした。アポロという青年に、月の兎という女性、研究者たちに十二単の君という登場人物。さらに、月面やドブ川に電信柱といった、現実的なモチーフと幻想的なモチーフが入り乱れています。そしてそこで語られるのが伝説の病と言われる伝染病です。研究者たちそれが拡大するのを防ごうとしています。そしてアポロと月の兎は感染しているので逃げようとします。そこでの争いが物語の中心となっているのですが、十二単の君についてはよくわかりませんでした。この点については他の方の考察も読んでみたいです。

野田秀樹さんのプロフィール

野田秀樹
所属劇団等: NODA・MAP

基本情報

野田秀樹(のだ ひでき)さんは、日本の劇作家、演出家、俳優で、多摩美術大学名誉教授、東京芸術劇場芸術監督を務めていらっしゃいます。1955年12月20日、長崎県西彼杵郡崎戸町(現・西海市崎戸町)に生まれ、東京大学在学中に劇団「夢の遊眠社」を結成し、日本の演劇界に多大な影響を与えてきました。

  • 名前: 野田 秀樹(のだ ひでき)
  • 生年月日: 1955年12月20日
  • 出身地: 長崎県西彼杵郡崎戸町(現・西海市崎戸町)
  • 職業: 劇作家、演出家、俳優
  • 所属: 東京芸術劇場芸術監督、多摩美術大学名誉教授

経歴

野田さんは、東京大学在学中の1976年に劇団「夢の遊眠社」を結成し、数々の話題作を上演して演劇界に大きな影響を与えました。1992年に劇団を解散後、イギリスに留学し、帰国後の1993年に「NODA・MAP」を設立。以降、『キル』『パンドラの鐘』『THE BEE』など、次々と話題作を発表されています。2009年7月には東京芸術劇場の芸術監督に就任し、多摩美術大学の教授も務められています。

  • 1976年: 劇団「夢の遊眠社」を結成
  • 1992年: 劇団を解散し、イギリスへ留学
  • 1993年: 「NODA・MAP」を設立
  • 2009年: 東京芸術劇場芸術監督に就任

主な作品

野田さんの作品は、独特の言葉遊びやリズム感、社会風刺を取り入れた作風が特徴で、国内外で高い評価を受けています。

舞台

  • 『キル』(1994年): 戦国時代を舞台にした作品
  • 『パンドラの鐘』(1999年): 神話と現代を融合させた作品
  • 『THE BEE』(2006年): 英国の劇作家コリン・ティーヴァンとの共作
  • 『贋作 桜の森の満開の下』(2018年): 坂口安吾の小説を原作とした作品
  • 『Q:A Night At The Kabuki』(2019年): ロックバンド「クイーン」のアルバム『オペラ座の夜』に着想を得た作品

受賞歴

野田さんは、その革新的な演劇活動が評価され、多くの賞を受賞されています。

  • 1983年: 第27回岸田國士戯曲賞(『野獣降臨』)
  • 1999年: 鶴屋南北戯曲賞(『パンドラの鐘』)
  • 2000年: 紀伊國屋演劇賞個人賞、芸術選奨文部大臣賞
  • 2009年: 名誉大英勲章OBE受勲、朝日賞
  • 2011年: 紫綬褒章
  • 2019年: 読売演劇大賞最優秀作品賞(『Q:A Night At The Kabuki』)

その他の活動

野田さんは、オペラの演出や国際的な共同制作にも積極的に取り組んでおり、フランス国立シャイヨー劇場をはじめ、国際フェスティバルなどでも上演を行っています。また、英国やタイ、韓国の演劇人との国際共同制作にも積極的に取り組み、世界を駆け巡り、意欲的に活動されています。

(2025年3月現在)

野獣降臨』の台本入手方法

この戯曲、野田秀樹野獣降臨』はwebサイト上で無料で公開されています。
下記のURLからぜひ一度ご確認ください。
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