ミンナノウタ
作者: 松本淳子(屋久座)ヒューマンドラマ『ミンナノウタ』の上演時間と人数
男:6人
女:6人
その他:1人
総人数:13人
上演時間:80分
あらすじ,概要
屋久島・小杉谷で伐採や集材の仕事をしていた人々や、そこに住んでいた家族たち。
しかし高級木材としてもてはやされた日々も一転、環境保護運動の高まりから伐採事業は縮小して、事業所は閉鎖された。
それから30年後の平成12年、かつての住民たちが小杉谷を訪れるイベント「行こうよ小杉谷ピクニック」が開催される。
ミンナノウタを読んだ感想
実際に開催された「行こうよ小杉谷ピクニック」というイベントを題材に描かれた作品。
伐採作業者やその妻、小杉谷にできた学校に通っていた元生徒たちなど、老若男女の元住民たちが小杉谷を目指しながら、かつてを振り返ります。
営林署の計画や国の方針によって振り回され、離れるしかなかった故郷。
「歴史の流れはいかになるとも われら生まれて故郷を愛す」劇中で歌われる小杉谷小中学校の校歌は、たった7年しか歌われることはありませんでしたが、今を生きる私たちの胸も打ちます。
松本淳子さんのプロフィール
松本淳子
所属劇団等:屋久座
ウェブサイト:https://jitugetu.com/gekidanyakuza/
屋久島を中心に活動する劇団屋久座の主宰兼劇作家。作品も屋久島での物語を中心で描く。
『ミンナノウタ』の台本入手方法
この戯曲、松本淳子『ミンナノウタ』はwebサイト上で無料で公開されています。
下記のURLからぜひ一度ご確認ください。
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