ラストシャフル
作者: 久間勝彦家族感動無料で読める野球『ラストシャフル』の上演時間と人数
男:12人
女:6人
その他:
総人数:18人
上演時間:130分
あらすじ,概要
とある町にある豪邸。そこに恭平と久美カップルは忍び込んだ。この家には金持ちの老人が住んでいたが亡くなり、空き家になっていると聞いたのだ。そして借金を返済するために金目の物を持ち出そうとしたのだが、その家の老人は生きていた。だが、アルツハイマーを患っており、恭平を実の息子と勘違いする。うまいこと話を合わせて逃げようとした二人だったが、そこに商店街の青年たちがやってきた。二人は逃げることができず、その家で暮らすことになる。
ラストシャフルを読んだ感想
アルツハイマーを患った老人の面倒を見ることになる物語です。主人公の恭平は絵にかいたようなダメ人間です。無職なのに競馬をしたり、借金を作ったりします。挙句の果てに泥棒に入ることを計画します。また、彼女の久美も善人ですが、悪い男にはまってしまうダメな女性として描かれます。 このような人間が計画する泥棒がうまくいくはずがありません。散らかった部屋に侵入した二人は、身動きが取れなくなっている重吉を救います。重吉は恭平を息子と勘違いしてしまい、さらにそこに商店街の人たちがやって来ることで逃げられなくなります。この辺りのドタバタ感は読んでいてとても楽しいです。 二人はそのままその家で暮らし始めるのですが、商店街の人たちの温かい心に触れて徐々に変わっていきます。そして恭平の過去も語られるのですが、それには思わず同情してしまいました。その後、重吉の本当の家族も出てくるのですが、そこでも親子の軋轢が描かれています。ですが、それもすべて解決します。最後にはすべての真相も明らかになるのですが、非常に驚きました。読み終わった後には何とも言えない暖かい気持ちになる物語です。ぜひ読んでみてください。
久間勝彦さんのプロフィール
ラストシャフルの作者、久間勝彦さんの情報はまだありません。ぜひ情報をご提供いただけますと幸いです。
『ラストシャフル』の台本入手方法
この戯曲、久間勝彦『ラストシャフル』はwebサイト上で無料で公開されています。
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