作品情報

上演時間

20分

総人数

2人

男性

1人

女性

1人

その他

あらすじ

どこまでも長く続く道。その道端に小さなガソリンスタンドがある。そこでは女性が一人、歌を歌いながら働いている。 そこに男がやって来る。疲れ切った男はここに給油場があることに驚きながらも、女性にガソリンを注ぐように頼む。男は女性のことを不思議がりながら、世間話をする。

感想・レビュー

とても短い物語です。ですが、道のわきにある小さなガソリンスタンドと、鳥の鳴き声としか聞こえないという、静かな情景描写はとても美しいです。そして男性と女性のやり取りも哲学的で考えさせる内容です。会話の中で、このガソリンスタンドは二つの国の間にあることがわかります。しかしどういう国かは語られません。ただ、会話の中で色々なことを考えさせられます。ひょっとしたら戦争があるのかもしれないし、とても治安が悪かったりするのかもしれません。また、最後のシーンでも色々なことが考えることができます。 最後の男の会話と、女性のドライな返答も雰囲気があっていいです。あっさりとしながらも少し切なさを感じてしまいました。 短い物語ですが、雰囲気や内容はとても濃いい物語だと思います。

台本の入手方法

📖 無料で読む

;

📌 上演をご検討の方へ

  • • 著作権や上演料については、作者または出版社に直接お問い合わせください
  • • 上演時間は目安です。演出により前後する可能性があります
  • • 人数は役の兼ね合いなどで調整可能な場合があります
読み込み中...