作品情報

上演時間

45分

総人数

5人

男性

2人

女性

3人

あらすじ

主人公はアリスと呼ばれ、部屋に突然現れた喋るうさぎと出会う。うさぎの言うままに勝手に足が走り出し、不思議の国へ行った。ハートの門番が守る門を過ぎた先で、アリスはうさぎから逃げ出し、女王と出会う。食事に招待されるがアリスにはそれが見えない。存在するものは思い次第だと言われ、女王の言う通りにすると元の自分の部屋に戻っていた。そしてアリスは閉じた部屋から出ることを思った。

感想・レビュー

さてもちろん、古典童話の不思議の国のアリスが元になっているのですが、ここでは当作品に書いてあることだけを元に書きます。2012年の作品ですが現代のネットスラングが主人公の発言や周囲のノイズに多用されています。主人公は、実際には名前はアリスではなく、思春期に部屋でネットばかりして引きこもっているという感じの境遇です。確かに部屋は自分の世界で、そこをどんな世界にするのも、こもるのも外へ出るのも自分の考え次第です。男1・2、女1・2の正体は両親兄姉だったのでしょうか。周囲の人間像が、ネットの声を含めてただノイズを発していただけだったのが、心の中で家族に変化したのでしょうか。もしかしたら、彼女は家族を失ったばかりだったのかもとも思います。

台本の入手方法

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