満月の夜のことでした
作者: 久野那美幻想満月工場『満月の夜のことでした』の上演時間と人数
男:0人
女:1人
その他:
総人数:1人
上演時間:40分
あらすじ,概要
コンビニから帰る坂道。歩いていると前方から何かが転がって来る。それは満月だった。道を完全にふさがれてしまい面食らう私だったが、そのうち何となく道の先にあるパン工場の話を始めてしまう。だが、満月は返事をすることはない。ただじっと私を眺めるばかりである。
満月の夜のことでしたを読んだ感想
坂道を転がって来た満月との話です。主人公である私は満月に色々話しかけます。私はそれとなく満月に話しかけるのですが、満月は一切答えません。この非日常的な描写から、まるで童話のような印象を受けました。それでも私は話を続けていき、坂道の先にあるパン工場のことを話し始めます。友人から聞いたパン工場の話をするのですが、その結末はとても奇妙なものです。そのことを確かめたくない私に対して、満月は全く気にすることなくそのままパン工場へと転がっていきます。この満月の態度は自然の雄大さを感じることができました。そして満月は夜空へと帰っていくのですが、それを見ている私のセリフも幻想的で私は好きです。
久野那美さんのプロフィール
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『満月の夜のことでした』の台本入手方法
この戯曲、久野那美『満月の夜のことでした』はwebサイト上で無料で公開されています。
下記のURLからぜひ一度ご確認ください。
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