カラシニコフ不倫海峡

あらすじ

(往復書簡形式の朗読劇です) 待田健一の妻は、アフリカでの地雷除去ボランティアに参加し、少年兵に撃たれて行方不明となった。彼女を追って死のうと考えていた待田は、田中史子と名乗る女からのメールを受け取る。時に図々しく、時に喧嘩腰で不快な文面を送りつけてくる田中。待田がいい加減うんざりしたころ、彼女はようやく用件を告げる。「あなたの妻は生きています。アフリカでわたしの夫と一緒に暮らしています」と。 不倫され捨てられた者同士、待田と田中は男女の関係になり、やがて協力して金儲けを始める。待田はボランティアに命を捧げた妻を偲ぶ夫として各地で講演し、田中は待田と妻の夫婦愛を高らかにうたいあげる本を執筆するのだ。多くの人が感動の涙を流した。二人は世間を欺き、勝利した。ように思えた。 ある日突然、田中の夫が帰ってくる。田中の夫と別れた待田の妻も「生還」し、再び待田と暮らすつもりらしい。空港での夫婦の再会はテレビで放映され、また多くの人が感動の涙を流した。でも―― 明日妻が帰ってくる部屋で、待田は田中にメールを打つ。

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