1997年に初演が上演された作品ですが、性的マイノリティの様子を描いている作品です。
その当時、性的マイノリティに対して、どのような理解がされていたかはわかりませんが、今よりも理解が少なかった当時に上演されたというのは、時代に先行していたとも言えます。
人物像が画一的と思える部分もありますが、同じ「ホモセクシュアリティ」の中での軋轢や葛藤が、私たちの今まで想像できていなかった性的マイノリティの様子を垣間見ているようで、印象的でした。
観劇三昧で観たMONOさんの上演の映像では、強い対立の場面や葛藤の場面でもあえて、明るい音楽を流すことで、矛盾をはらんだ人間の様子が鮮烈になりました。
土田 英生(つちだ ひでお)さんは、愛知県大府市出身の劇作家、演出家、俳優で、劇団「MONO」の代表を務めています。1967年3月26日生まれで、現在は京都府京都市に在住されています。1989年に「B級プラクティス」(現MONO)を結成し、以降、全作品の作・演出を担当されています。 :contentReference[oaicite:1]{index=1}
土田さんは、1989年に「B級プラクティス」(現MONO)を結成し、1990年以降、全作品の作・演出を担当されています。1999年には『その鉄塔に男たちはいるという』で第6回OMS戯曲賞大賞を受賞され、2001年には『崩れた石垣、のぼる鮭たち』(文学座)で第56回芸術祭賞優秀賞を受賞されました。2003年には文化庁の新進芸術家留学制度で一年間ロンドンに留学されています。 :contentReference[oaicite:2]{index=2}
土田さんの作品は、日常の中に潜む人間の心理や社会の矛盾を鋭く描き出すことで知られています。劇団「MONO」の公演を中心に、多くの舞台作品を手掛けておられます。
土田さんは、その卓越した劇作と演出で多くの賞を受賞されています。
土田さんは、劇作や演出だけでなく、俳優としても活躍されています。また、テレビドラマや映画の脚本執筆、ラジオドラマの脚本など、多岐にわたる分野で才能を発揮されています。さらに、コラムやエッセイの執筆、講演活動なども行っておられます。
(2025年3月現在)