だけど涙がでちゃう
作者: 工藤千夏ヒューマンドラマ家族『だけど涙がでちゃう』の上演時間と人数
男:1人
女:3人
その他:1人
総人数:5人
上演時間:70分
あらすじ,概要
高校2年生の青木しのの家に、保安員が死刑囚を連れて訪れた。 被害者家族が死刑囚に対して死刑を執行する「死刑員制度」。 遺族が死刑執行を行うか、あるいは辞退するか、遺族宅で行われる最終面談が始まるのだ。 被害者は青木しのの母。そして死刑囚は母を安楽死させた医師。 果たして遺族が選ぶのはどんな結末か。
だけど涙がでちゃうを読んだ感想
死刑囚である医師とかつて恋愛関係にあった伯母・正美と、母を深く愛していた父・三郎。 娘であるしのを傍聴人として、二人の意見はすれ違い、医師と母の恋愛関係、しのの父親は誰なのか、という話までつながっていきます。 人の死をほかの人間が決めることは許されるのか。 「死刑員制度」という架空の制度、そして安楽死・尊厳死という問題から深く考えさせられる作品です。 また、この作品は、青木しのが登場する『どんとゆけ』『あしたはどっちだ』の前日譚にあたります。それらの作品もぜひ読んでみたいと感じさせられました。
工藤千夏さんのプロフィール
だけど涙がでちゃうの作者、工藤千夏さんの情報はまだありません。ぜひ情報をご提供いただけますと幸いです。
『だけど涙がでちゃう』の台本入手方法
この戯曲、工藤千夏『だけど涙がでちゃう』はwebサイト上で無料で公開されています。
下記のURLからぜひ一度ご確認ください。
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