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山の声AI生成画像
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山の声

大竹野正典(くじら企画)

人数
2人(男2)
上演時間
110分
台本
無料で読める(外部サイト)

男

OMS戯曲賞 大賞(2009年)

あらすじ

舞台は昭和初期の槍ヶ岳。登山家の加藤文太郎とその後輩である吉田は、吹雪に襲われて山小屋へ避難をしていた。

感想・レビュー

最初はお互いに冗談を言い合ったり、食事についての持論を交わしたりするなど、遭難という危機を感じさせません。非常に和気あいあいと話が進んでいきます。そのうちになぜ登山をするのか、自分たちはなんのために山を登るのかといった哲学的な話になっていきます。その中で語られる家族への想いや、後輩吉田の加藤文太郎に対する尊敬の念などが垣間見えます。また、山の景色を語る場面は詩的な会話が繰り広げられるので、山に登ったことがなくても、それがどれだけ素晴らしいのかが想像できます。また初心者だったころの失敗談は、形は違えども私も似たようなことしていたので、何とも言えないほろ苦い気持ちになりました。また、サラリーマンの悲哀や親に孫を見せてくれとせがまれるなど、とても共感できる場面もあります。  ここまで読むと男同士の友情という物語です。しかし、冒頭からなんとなく会話に違和感を覚えていました。そしてその違和感は終盤に明らかになります。二人はやがて自分たちの不注意を反省します。吉田の「山をなめてしもたんとちがうか」という言葉から、二人の会話のテンポは急激に早くなっていきます。そして二人のおかれた危機的な状況が明らかになり、不穏な空気が漂い始め、そして最後にこれまで感じていた違和感の正体が明らかになります。それを読んだとき私は非常に心が揺さぶられました。一体どこからそれは始まっていたのか。それを確かめるために、もう一度最初から読み返したくなりました。それほどの衝撃に襲われます。この感覚をどのようにとらえるかは人それぞれだと思います。なので、できるだけ多くの人に読んでもらいたいと思える作品です。

AIによる作品概要

昭和初期、吹雪の槍ヶ岳で語り合う二人の登山家。生と死の狭間で交わされる言葉が、静かに胸を打つ。大竹野正典のOMS戯曲賞受賞作にして、男二人芝居の金字塔。

公開情報をもとにAIが作成。実際の内容と異なる場合があります。

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上演の記録

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