ここはどこかの窓のそと
作者: 久野那美手紙読書『ここはどこかの窓のそと』の上演時間と人数
男:1人
女:2人
その他:
総人数:3人
上演時間:60分
あらすじ,概要
とある町の図書館。一人の女性が壁に寄りかかって本を読みながら開くのを待っている。しかし、職員は今日が休館日であると告げる。ショックを受ける女性だったが、仕方がないので、許可を得て、図書館の裏の空き地で本を読んでいる。職員は職員で本を整理しながら働いている。そこにある目的を持った男性がやって来る。三人は図書館の裏を舞台に物語を繰り広げていく。
ここはどこかの窓のそとを読んだ感想
図書館の裏が舞台の物語です。登場人物はそれぞれの目的をもって行動をしているのです。そしてその会話はそっけなかったり、熱心になったりと独特の空気を持っています。それが作品全体の静かだけどうねるような物語の進み方を演出しているように感じました。 また、登場人物たちはみんな何かを求めています。しかしそれに手が届かず、何を見つければいいのかわからないという感じです。それがまた何とも言えない雰囲気を醸し出しています。もがいたりさまよったり、そんな登場人物たちの間を埋めているのが読書という行為になっています。同じ場所で繰り広げられる物語ですが、飽きることなく最後まで読み切れる物語です。
久野那美さんのプロフィール
ここはどこかの窓のそとの作者、久野那美さんの情報はまだありません。ぜひ情報をご提供いただけますと幸いです。
『ここはどこかの窓のそと』の台本入手方法
この戯曲、久野那美『ここはどこかの窓のそと』はwebサイト上で無料で公開されています。
下記のURLからぜひ一度ご確認ください。
;
(外部サイトに飛びます)