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たたかう女

作者: 坂手洋二(燐光群)

たたかう女』の上演時間と人数

男:0人

女:1人

その他:

総人数:1人

上演時間:70分

あらすじ,概要

舞台はラジオのスタジオ。そこでは一人の女性DJが放送をしていた。海外の映画を紹介するというコーナーを担当している。時に迷惑電話に対応しながらも懸命に放送を続ける彼女だったが、物語が進んでいくうちに徐々に奇妙な状況であることが明らかになる。

たたかう女を読んだ感想

読んでいてとても引き込まれていく物語です。序盤の映画が紹介されて放送されている部分はとても臨場感があります。最初はただのラジオ放送の様子が描かれるのですが、次第に不穏な空気になっていきます。スタジオから出られなかったり、机の下に日用品が散乱していたりします。さらに、そこにはスタッフが一人もおらず、彼女がただ一人で放送をしていることもわかります。さらに、時々かかってくる電話での会話もとても奇妙です。  このように、ただのスタジオから非日常の空間へと変わっていく様子が見事に描かれています。そしてお便りのはがきの中から、かつてのスタッフが書いたものが見つかり、そこで大方の真相が明らかになります。そこで初めてたたかう女というタイトルの意味がわかります。ですが、女性の過去や男性とのかかわりなど、すべては明らかにされません。そのため想像する余地がかなりある作品であると思いました。  

坂手洋二さんのプロフィール

たたかう女の作者、坂手洋二さんの情報はまだありません。ぜひ情報をご提供いただけますと幸いです。

たたかう女』の台本入手方法

この戯曲、坂手洋二たたかう女』はwebサイト上で無料で公開されています。
下記のURLからぜひ一度ご確認ください。
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