TEA FOR TWO 二人でお茶を
作者: 関根信一(劇団フライングステージ)恋愛LGBT『TEA FOR TWO 二人でお茶を』の上演時間と人数
男:2人
女:0人
その他:
総人数:2人
上演時間:90分
あらすじ,概要
1980年。25歳の亮平は予備校教師。冬期講習前の特別講座で訪れた札幌でしたたかに酔い、気づけばホテルの1室だった。 隣で眠っていたのは若い男・健人。妻子もある身でありながら、男と一夜を共にしてしまったのだ。 それから25年間、彼らは毎年一度のデートを重ねることになる。
TEA FOR TWO 二人でお茶をを読んだ感想
舞台は札幌のホテルの一室、物語は終始この部屋の中で描かれます。 昨夜のことを全く覚えていないという気まずい空気の中、一夜の過ちとして終わるはずだった出会い。 しかし亮平が結婚指輪をなくしたことに気が付き、二人で室内を探しまわったところから彼らはうちとけ始めます。 このやりとりの流れがとても自然で、彼らの人柄も伝わる導入となっています。 二人はゲイを自認していますが、亮平は妻子を大切に思っており、毎年逢瀬を重ねる健人にも別に好きな人がいます。 25年間続く中で関係性は少しずつ変わりますが、彼らの今後を祝福したいと感じさせる物語でした。
関根信一さんのプロフィール
関根信一
所属劇団等:劇団フライングステージ
ウェブサイト:http://www.flyingstage.com/sekine.html
所属劇団の劇団フライングステージは、ゲイであることをオープンにして活動している。 劇の内容もセクシャリティに目を向けたものが多く、同性婚やLGBTをテーマにしているものが多い。
『TEA FOR TWO 二人でお茶を』の台本入手方法
この戯曲、関根信一『TEA FOR TWO 二人でお茶を』はwebサイト上で無料で公開されています。
下記のURLからぜひ一度ご確認ください。
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