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その鉄塔に男たちはいるという

作者: 土田英生(MONO)無料で読める!OMS戯曲賞

その鉄塔に男たちはいるという』の上演時間と人数

男:5人

女:0人

その他:

総人数:5人

上演時間:90分

あらすじ,概要

戦場へと慰問に来た劇団員。だが彼らは、人殺しの片棒を担がされるのではないかという恐れから、座長を捨てて脱走をする。そして鉄塔に隠れながら、今後のことを考える。そこへ脱走兵の城之内がやって来る。そして彼は一週間後に戦争は終わるという。その間、城之内を交えて劇の練習をしたり喧嘩をしたりしてすごす。そしていよいよ終戦の時がやってくる。

その鉄塔に男たちはいるというを読んだ感想

戦場からの脱走というスリリングな作品ですが、序盤はまったくそういうことを感じさせません。くだらないことで喧嘩をしたり、自分勝手な行動をしてもめたりします。なので仲がいいのか悪いのかが分かりません。特に吉村は独特の世界観を持っていて、とても好きなキャラクターです。吉村以外のキャラクターもそれぞれ個性があります。  そんな彼らですが、やはり戦場なので、徐々に身の危険が迫ってきます。そんな中でも、劇の練習に励み、自分の持ちネタを自慢げに披露します。その姿は、単につらい現実から目をそらすというよりも、どんな場所であろうと、精一杯自分のできることを楽しむという力強さを感じます。  最後は戦争が終わり、そして彼らの物語も幕が閉じます。一体どうすれば正解だったのか、彼らは正しかったのかを考えさせられます。戦場という極限状態と、演劇という娯楽のコントラストが素晴らしい作品です。

土田英生さんのプロフィール

その鉄塔に男たちはいるというの作者、土田英生さんの情報はまだありません。ぜひ情報をご提供いただけますと幸いです。

その鉄塔に男たちはいるという』の台本入手方法

この戯曲、土田英生その鉄塔に男たちはいるという』はwebサイト上で無料で公開されています。
下記のURLからぜひ一度ご確認ください。
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