小幡 欣治(おばた きんじ)さんは、日本の劇作家、脚本家で、戦後日本の演劇界において重要な役割を果たした人物です。1930年6月19日に東京都で生まれ、2015年2月5日に84歳で逝去されました。リアリズムに基づく人間描写と社会批判を特徴とした作品で知られています。
小幡さんは、1950年代に演劇活動を開始し、リアリズムを基調とした社会派の戯曲を発表して注目を集めました。劇団民藝の演出家として活動し、数々の舞台作品を手掛ける一方で、テレビドラマの脚本家としても活躍。特に、戦争や家族、労働者の問題といった社会的テーマを扱った作品で評価されています。1972年には『人形の家』の翻案作品で文化庁芸術祭優秀賞を受賞。
小幡さんの作品は、社会問題に鋭く切り込みながらも、感情豊かな人間ドラマを描く点で定評があります。特に、戦争や家族の問題、社会の矛盾をテーマにした作品が多くの人々に感動を与えてきました。
小幡さんは、その優れた脚本と社会性の強い作品で、多くの賞を受賞されています。
小幡さんは、劇作家協会の会長を務めるなど、後進の育成にも尽力されました。また、社会問題への関心が高く、戦争や平和、人権問題に関する発言や執筆も行っていました。
(2025年3月現在)